SKが携帯電話端末の製造に復帰 10月から「Wフォン」を発売
 SKグループが携帯電話ブランドの「W」を発表し、携帯電話端末機の製造に再参入を発表した。2005年に携帯電話製造のSKテレテックをパンテックに売却して以来4年ぶりのこと。「W」の開発はSK系列の通信中継器メーカーのSKテレシスが担当することになる。
 SKテレシスは「『W』のネーミングは、いつ、どこでも、何でも可能にするという意味と『もうひとつのあなた(Double You)』という意味を込め、いまや現代人の分身となっている携帯端末機を表現した」と説明した。
 Wフォンの外観はハプティックフォンなど従来のフルタッチスクリーンフォンに似ている。通話相手別に通話頻度と通話時間、文字メッセージの送受信回数を記録、相手との親密度を表示するといった様々な工夫が凝らされている。発売は今年10月の予定で、当面は月3万台を目標にし、その後徐々に拡大していく方針。
 SKグループの関係者は、「SKテレコムが希望する機能の携帯電話を低価格で供給できれば、サムスン電子、LG電子など大手携帯端末メーカーの価格引き下げにも役立つだろう」と述べた。
 Wフォンの開発は崔泰源(チェ・テウォン)SKグループ会長の従兄弟に当たる崔信源(チェ・シンウォン)SKテレシス会長が担当していることからグループ内では「崔信源フォン」とも呼ばれている。
 携帯端末機の製造再開は、2005年に事業売却でパンテックに転職したSKテレコムの社員が、その後のパンテックの経営悪化で大半が解雇されたことで再検討された。パンテックに事業売却した際に締結した「3年間同事業に参入しない」という制限条項は昨年で期限切れとなっており、解雇者をSKテレシスに呼び戻し、新モデルの開発に取り組んでいた。【KRN】

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