LGグループが人事を断行 選挙日発表で「我が道」強調
 LGグループは19日、LG電子やLGフィリップスLCDなど電子部門の主要系列会社に対する定期人事に踏み切った。
 LG電子は(株)LGで経営管理チーム長を務めた南栄祐副社長を社長に昇進させ、アジア地域事業本部長を任せるなど、社長昇進1人、副社長昇進6人、常務昇進32人を柱とする昇進人事を行った。LG電子が現地化経営に向けインド法人で採用したブァーマ氏とロシア研究所のチェルネンコ氏の2人の外国人も含まれた。
 また、同社は最高調達責任者(CPO−Chief Procurement Officer)職を新設、IBM出身のトーマス・リントン氏を副社長に据える。リントン副社長はグローバルレベルの購買戦略作づくり、業務流れの再構築などの業務を行う。その他に新たな最高技術責任者(CTO)には最高技術アドバイザー(CTA)の白禹鉉社長が、最高財務責任者(CFO)には(株)LG財経チーム長出身の鄭道鉉副社長が選任された。
 LGフィリップスLCDは、LG電子のCFOを務めた丁豪栄副社長を迎え入れ、経営支援センター長を任せる。今回の人事で10人が新たに常務に昇進した。その他にLGグループはLGマイクロン代表をLGイノテックの許永鎬社長に兼任させ、シルトロン代表にはLG電子のCTOだった李熙国社長を任命した。

《開発部門を厚遇》
 今年のLGグループの人事は実績中心と分析できる。大統領選挙の結果や政界との絡みを一切排除して人事を行ったことは選挙投開票の日にこの発表があったことからもわかる。
 副社長昇進者6人の3人は、今年飛躍的に成長した携帯電話部門で中心的な役割を果たした。郭又栄MC(モバイル・コミュニケーションス)研究所長はチョコレートホンなどグローバルヒットモデルの開発を主導し、ペ元福新任副社長はMC商品企画チーム長としてタッチパネル型の高級携帯電話の企画や開発に貢献した。
 パソコン事業部長だった李廷濬副社長は、2005年IBMとの協力関係を終えた後、「エクスノート」というノートパソコンといったヒット製品の開発を通じて、LG独自ブランドのパソコンを成功させた。

《組織改編、詰めの段階》
 LG電子の組織改変は、グローバルマーケティングの力量を大幅に強化することに焦点が当てられている。
 同社は現在3つの地域総括(北米、欧州、中国)と6つの地域代表(東南アジア、西南アジア、CIS、中南米、ブラジル、中東アフリカ)、1部門(韓国マーケティング)からなる海外事業組織を8つの「地域事業本部」に再編し、命令系統を単純化させるとともに、地域本部の役割や責任を明確にする。特に各地域事業本部にマーケティング専門家からなるコーポレート・マーケティング組織を新設し、地域内のマーケティング力を強化する。【KRN】

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