国際証券 Seoul支店長 中村貞行氏

 今月25日は旧暦7月7日『七夕』に当る。韓国では、この日を韓国特有の『恋人の日』にしようとする動きが起きている。

 農村生活研究所が中・高校生を対象に行った調査では、『牽牛織女の日』や『ミルキーウェイ・デイ』などが呼称の候補として揚ったそうだ。しかし、今や『バレンタイン・デー』も“恋人同士”の為というより“お菓子業者”の為に存在している感さえある。しかも、韓国は毎月14日を記念日にし7月14日を『シルバー・デイ』、8月14日を『グリーン・デイ』と呼び、それぞれ「恋人に銀製品を贈る日」、「恋人の居ない者同士が同名の焼酎を酌交す日」と定めて(?)いる。『恋人の日』が制定されて喜ぶのは、“イベント業者”、“恋人紹介業”、“結婚式場”あたりだろうか…?。

 結婚式場と言えば、サッカー・ワールドカップ開催都市の1つである水原(スウォン)市では、専用スタジアムを各種イベントのために格安で貸し出す事を決定した。中でも目玉はサッカー・グラウンドでの結婚式で、1回の使用料は100万ウォン(約10万円)と超激安だ。ワールドカップ開催都市はスタジアム建設に多額の費用を投じているが、施設が完成してもその維持・運営のためには膨大な費用が嵩む。もしも、ワールド・カップ開催期間中以外の利用頻度を高めなければ、地方財政を圧迫する原因ともなりかねない。今、各開催地の行政当局は、一般市民のスタジアム利用を如何にして喚起するかという課題に必死で取組んでいる。

 W杯は、はたして経済回復への“起爆剤”となるのだろうか…?

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