国際証券 Seoul支店長 中村貞行氏

 夏本番を迎え、夏季休暇を利用してこれから海や山へとバカンスに出掛ける予定を立てられている方も多いことだろう。

 「旅行に出掛ける日、もし天気が悪かったらどうしよう…?」
 出発を前にこんな心配をしている人の為の保険が韓国で発売された。その名もズバリ、『天気保険』。例えば保険料1万9000ウォンを払込むと、旅行出発日に50ミリ以上の雨が降れば15万ウォン(約1万5000円)の保険金を受け取れる仕組み。集中豪雨の影響もあって天気に関連した保険商品は徐々に増えているそうだが、長期予報を調べ保険金目当てに旅行日程を組む人間はいないのだろうか…?。
 『天気保険』を専門に扱っているウェザーマニー社では、気象庁から各種気象関連の統計資料を受取り全国各地の天気統計を分析し各種商品を開発している。
 その1つである『結婚式天気保険』は、結婚式当日に雨が降った場合に最高100万ウォン(約10万円)を支給するという内容。雨の為に招待客の足が鈍り、本来受け取れるはずの『ご祝儀』の減少分を少しでもカバーするのが目的だ。
 また、9月には『天気ゴルフ保険』なるものも登場する予定だそうだが、これは悪天候でゴルフ・プレーが出来なくなった場合に受け取れる。しかし私の拙い経験からすると、韓国人は台風直撃のような極端な悪天候ででもない限り予約を取り消したりプレーを中断したりしないから、受け取る確率は非常に低いような気がする。

 韓国もようやく「梅雨明け」、豪雨による災害ともお別れだ。

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