やはり、「親方、日の丸」・・・

国際証券 Seoul支店長 中村貞行氏

 中央人事委員会は、来年度の公務員給与を6.7%引き上げると発表した。公務員給与は3年連続で民間よりも高いベース・アップ率となる。やはり、不況下でも“強い職業”は『親方、日の丸』と同様に、『親方、太極旗』の公務員のようだ。

 「宿泊キャンセルが続出しているが、事情が事情だけに手の打ちようがない」
 「海外出張と旅行客が減ってしまい、今年の冬のボーナスは全く期待できない」
 
 今、ホテルや旅行、そして航空関係に務める駐在員の口から出るのは“愚痴”だけ。彼等も今回の同時テロの影響を受けることになった“被害者”だ。

 仁川国際空港ターミナルの保税区域内のレストラン、スナック16ヶ所は、25日から鉄製のナイフとフォークをすべてプラスチック製に変えた。これは先週末に仁川空港を訪問した米連邦航空局(FAA)の要請によるものだ。しかも「魚カツ、トンカツ、ソーセージの盛り合せなどは初めから9・10等分に切って出し」、「厨房で調理師が使うナイフは、営業終了後、数を確認し鍵をかけ保管する」念の入れようだ。

 各航空会社とも機内食での鉄製ナイフ使用は早々と禁止したが、航空会社の連合体である航空会社運営委員会(AOC)も、大韓・アシアナ航空など6カ所の航空会社のラウンジに対し同様の措置を命じた。当然の事ながら、既に打撃を受けているこれら企業にとって使い捨て用品の使用急増は、まさに『泣きっ面に蜂』。

 「構造不況業種に転落した当社は、いつ人員整理があっても不思議はない。今、景気が良いのは公務員と警備会社くらいのもんじゃないの?」

戻る