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国際証券 Seoul支店長 中村貞行氏

 最近、新聞紙面もテロ関連のニュースで埋め尽くされ何となく殺伐としている。

 米国では“炭疽菌患者”が拡大し続けているとのことだが、先日、韓国でもソウル市梨泰院(イテウォン)にある米軍基地とハイアット・ホテル近辺の道路などで“白い粉”が発見され大騒ぎとなった。調査の結果、粉の正体は“小麦粉”と判明したが、時期が時期だけにイタズラにしても悪質だ。また“航空機テロ”の発生直後、心無い日本人の若者がソウルへの社内旅行に向かう機内から「ハイジャックされた」とのメールを恋人に送り、日本の警察から連絡を受けた韓国側は仁川空港を一時閉鎖し特殊部隊まで派遣するという大騒ぎとなった事件も記憶に新しい。

 そんな中で昨日付『中央日報』に、兄から貰った“宝くじ”が大当りし大金を得た弟が当選金の殆どを兄に渡した、という心温まる話が紹介されていた。

 記事によると、「秋夕(チュソク:旧暦盆)のプレゼントとして兄から受け取った“宝くじ10枚”が1等と2等に当選、税金を引かれた14億ウォン(約1億4000万円)余りを手にした弟は1億ウォンだけ受け取り残りの13億ウォンを兄に渡した。弟は『兄が事業に失敗し困難が続いていたので、再起のきっかけになれば…』と述べた」という。

 俗っぽい話になり恐縮だが、私は記事を読み終えて『税金を引かれた上に、また半分は“贈与税”で取られてしまうのでは?』との思いが真っ先に浮かんだ。

 是非、『東洋礼節の国・韓国』の面目を発揮し、「今回は、当局の温情裁定で税金を大幅に免除する事となった」というストーリー展開を期待したい。

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