「フレンズ」

国際証券 Seoul支店長 中村貞行氏

 韓国MBCと日本のTBSテレビが、「ワールドカップ共同開催」を記念して共同製作する4部作ドラマ『フレンズ』の撮影が開始された。

 映画監督志望の韓国青年「チフン」と日本人デザイナーの「トモコ」が香港で出会い、日本に帰った後も「チフン」を忘れられなかった「トモコ」が韓国での就職を希望することから物語は始まる。

 「両国の若者が周囲の反対を克服して純粋な愛を育て、お互いの文化を深く理解していく」というのが大まかなストーリーだそうだが、主人公の「チフン」を“韓国の木村拓也”と呼ばれるウォン・ビンが、ヒロインの「ともこ」をタレントの深田恭子が演じ、来年の始めには史上初の“ドラマ・日韓同時テレビ放映”が予定されている。

 記者会見では、出演者も最近の『教科書問題』や『サンマ漁問題』などで冷え込んでいる日韓関係を意識してか、深田恭子が「悪化一路の韓日関係を知って、むしろ出演を決めました。小さいながらも力になりたい」とのコメントを、ウォン・ビンも「今回のドラマを通じて両国に共感の道を開きたい」と答えていた。

 有力日刊紙『中央日報』は、このドラマの紹介記事を「韓国で“愛国者”と見られる1つの方法がある。唾を飛ばしながら日本を批判することだ。このように歴史に縛られた情緒の溝はまだ深い。今回の合作ドラマが見せてくれる両国の若者達の愛が、その溝をどれほど埋めてくれるか期待してみよう」とのコメントで結んでいた。

 こうした1つ1つの積み重ねが日韓関係改善に繋がる事を信じたい。

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