「経済自由度」 

 先日、中国と台湾のWTO加盟が正式に承認された。

 韓国は95年のWTO発足から加盟しているが、「ウォール・ストリート・ジャーナル」が世界156カ国を対象に『経済自由度』を分析した結果が報道されている。

 記事によると、韓国の『経済自由度』は昨年より9ランク落ちた38位で、因みにトップは8年連続で香港が占め、韓国のお隣の北朝鮮は155位の“ブービー”だったそうだ。当地の新聞には載っていないので分からないのだが、分からないが故に“ブービー・メーカー”は一体誰だったのか一層気になってしまう。

 ところで、この調査は米国のシンク・タンク「ヘリテージ財団」が各国の金融市場、外国人投資、政府財政、貿易政策、賃金・物価、知的所有権の保護など10分野・50項目を調査・採点したもので、各項目における点数を合計し総得点が高いほどその国の『経済自由度』が高いことになる。

 今回の調査で韓国のランクが昨年より下落した理由として、「97年の金融危機から昨年までは経済が順調に回復していたが、今年に入ってからは金大中・大統領による経済改革が遅れ内政も混乱している。その上、北朝鮮が韓国の政治・経済における“変数要因”として存在している」点を挙げている。また、「構造改革に対する労働者の強い抵抗や煩雑な投資手続そして企業の透明性不足などの点が、外国人が韓国へ投資する際の“足枷”として作用している」とも指摘している。

 韓国が『経済自由度』を一層高めるのは、並大抵の事でなさそうだ。

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