新「チマ・パラム」 

 女性閣僚や女性国会議員の比率を30%以上に…。

 韓国女性開発院は、女性の社会的地位向上をテーマにした「2010年、韓国女性政策ビジョン・シンポジウム」で上記のような目標を掲げた。儒教道徳が根強い韓国では欧米社会は無論のこと、日本と比べても女性の社会進出が遅れている。

 今回のシンポジウムでは、高等教育機関での女学生比率50%、女性の社会進出援助のための国・公立保育園増設や賃金15%アップ、また幹部公務員や自治体の長における女性比率30%など、女性の地位向上のための目標を掲げた。

 こうした中で、韓国社会の一部では少しずつ新しい変化も現れている。

 ソウル市新村(シンチョン)にある「アジョシネ(おじさんの)ナクチチム(小蛸蒸炒め)」という店は『男性出入禁止』の看板を掲げている。食堂が男性の出入りを禁ずるというのは前代未聞だが、この店は“女性客同伴”の場合しか入店できない。
社長の柳民洙(ユ・ミンス)さんによると、「95年のオープン以来、酒に酔って騒ぎを起こす男性客が余りに多く昨年1月から“女性専用”とした」が、「数カ月間は売り上げ減少で苦しんだものの、“騒がしさも半分、煙草の煙も半分”という噂が流れて女性客が徐々に集まり始め、今では売り上げが以前の1.5倍になった」と言う。

 ルールもワールド・カップ並の厳しさで、騒がしい客には「イエロー・カード」、「ソジュ(焼酎)」は1人1瓶、無理に注文すると「レッド・カード」で強制退場だそうだ。

 韓国にも「女性専用車両」が現れる日が近いのかもしれない。     

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