『忘年会シーズン』 

 我が家へのご帰還が遅くなる『忘年会シーズン』となったが、“IMF危機後”の98年にはソウル市内で1300件にまで減少した「ルームサロン」などの高級クラブが、今や2400件を超え以前のピーク時よりも増加している。しかも最近では、ルーム50室にホステス200人超という超大型店でも“空室”がない盛況で、店によっては「1日の売上げが2億ウォン(約2000万円)を超える事もある」と言う。

 「日本では不景気になると“高級料亭”が潰れるらしいですが、韓国では不景気になると逆に“高級酒場”が繁盛するんですよ。少なくなってしまった発注量の中から、少しでも多く自分の会社に注文を回してもらうためにネ」

 先週7日付の『中央日報』によると、「今年に入ってから10月までの国産洋酒は前年同期比600万本(500ミリ基準)増の4600万本で史上最高を記録したが、『年末までに5200万瓶は売れる』というのが国内酒類業界の見方」だそうだ。

 5200万本と言えば、韓国国民1人当り1本以上の洋酒を飲んだ事になる。

 しかも、これに加えて成人1人当り年間80本飲まれている『焼酎』や前年比2000万ドル増の1億6300万ドルを売り上げた『輸入洋酒』、そして『ビール』まで計算すると韓国における年間の総アルコール消費量は相当な量になる。

 一方、入院・治療しているアルコール中毒患者数も1万人に達するそうだ。

 「ですから、私は毎年“この時期”に備えて11月は禁酒するんです。12月に入ったら取引先の接待で“浴びるほど”飲まなければなりませんから…」

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