「午年」生まれ 

 年の瀬も押し迫ってきた。来年は私の母親の干支でもある『午(ウマ)年』だ。

 ご存知の通り、日本では昔から「丙午(ヒノエウマ)生まれの女性は気が強い」と言われ、60年毎に訪れる『丙午』の年には出生率が低下する。

 一方、韓国では「午年生まれの女性は気が強い」と言われているために、12年毎に“女児”の出生率が著しく低下する傾向にある。

 朝鮮王朝時代には「男児を生まない女性は離婚して構わない」と定められていた韓国だが、85年から95年までの男女別出生が女児100人に対し男児113人である点からも明らかなように今でも儒教思想が根強く残っている。こうした“男児選好”が『午年』には一層強まり前回の『午年』である90年は男女別出生が女児100人に対し男児116人、“男児選好”傾向が特に強い慶尚南道(キョンサンナムド)等では女児100人に対し男児125人となっておりその格差は一目瞭然だ。

 最近の新聞報道によると、12月に入ってから子供を年内に出産するため妊婦が帝王切開(法律で出産前の性別告知は禁じられているのだが…)を受けるケースが急増していると言う。しかも、帝王切開する手術日を決めるために『占い師』を訪れる人も増えており、こうした夫婦を調べてみると「大学卒業以上の高学歴の夫婦が多い」というのだから余計に驚かされる。

 私の家内のセリフではないが、

 「適齢期になったら、お嫁サン探しが大変なんじゃないの…?」

戻る