日韓国民交流年 

 今年は『日韓国民交流の年』だ。

 日本側親善大使であるタレントの藤原紀香が出席しソウルで開催される記念式典を皮切りに、韓国国内では各種美術展や朝鮮通信使を再現した「2002平和の行進」など日本にまつわる様々なイベントが1年間にわたり予定されている。

 またこれを機に、今まで滞在日数が15日間しか認められていなかった日本への「観光ビザ」が、来月から90日間へと大幅に延長されることにもなっている。

 ところが、最近の就職難からこの「観光ビザ」を取得し日本へ渡り、新宿や赤坂のクラブなどでアルバイトをする韓国人女子大生が急増し、今ではこうした店で働く女子大生の数は都内だけでも300人を超えるまでになっていると言う。

 しかも、彼女達の中には1日平均1万5000円~2万円という高給につられ、15日間という「観光ビザ」の期限が切れてもそのままホステスとして日本で働き続け“不法滞在者”になってしまっているケースも多いらしい。

 韓国では学生のアルバイト料は1時間当り3000~4000ウォン(300~400円)が相場だ。これに比べ“桁違い”の給料が手に入り、しかも無料で日本語も勉強できるホステス業は彼女らにとって魅力的な職業に映るようだ。このため最近では、韓国内でも日本の飲食店に女子大生を斡旋する業者が増えていると聞いた。

 ワールドカップ開催中は国民の便宜を図るため「ビザ」自体も免除されそうだが、一連の処置が“不法滞在者増加”に繋がらなければ良いのだが…。

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