三星電子 

 16日、三星電子は昨年第4四半期の「半導体事業」の売上高が2兆500億ウォン、営業損失が2100億ウォンになったと発表した。

 これで「半導体事業」の昨年度決算は、売上高8兆9000億ウォン(約8900億円)、営業利益7000億ウォン(約700億円)となり、世界的な半導体市場の低迷にもかかわらず世界の主要メモリー・メーカーの中で唯一黒字を叩き出した。

 一方、携帯電話などを作る「情報通信事業」は売上高9兆ウォン、営業利益1兆4000億ウォンと好調で、特に携帯電話は主力製品のDRAMに続き単一品目としては初めて1兆ウォン台の営業利益を記録した。また、DVDプレーヤー、デジタル・テレビなどを作る「デジタル・メディア事業」も売上高9兆4000億ウォン、営業利益3000億ウォンを確保している。これによって、三星電子の売上構成は「半導体・情報通信・デジタル・メディア」の主要3事業がほぼ3等分するという理想的構成となった。

 こうしたことから、三星電子の昨年度決算は売上高32兆4000億ウォン、営業利益2兆9000億ウォンとなり、過去最高益を記録した前年度決算に比べ売上高で6%、税引利益で51%減少はしたものの3年前の1999年決算(3兆1000億ウォン)に続いて創業以来3番目に高い数字を達成した。

 また、このところ半導体市況が回復の兆しを見せ始めており
 「半導体事業の回復が予想よりは鈍いが、市場の雰囲気などを考慮すると1月中にも半導体事業は黒字転換する」
 と、アナリスト達は予想している。

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