雪の日には・・・ 

 昨日、ソウルにこの冬何度目かの雪が降った。『雑感』にも書いた事があるが、韓国では“初雪の日”に恋する人に会うというロマンチックな習慣がある。

 先日、TVドラマ「冬恋歌」の一場面を見て改めてこの事を納得させられた。

 主人公が妹に“初雪”が降ったことを告げられ、嬉しそうに表へ飛び出す。出掛けた先は初めてデートした郊外の公園。並木道を歩く彼女に「雪の降る日、こんな所まで何しに来たの?」と尋ねる声。BFも彼女と同じ場所に来ていたのだ。

 一方、雪の日やそれに纏わるロマンチックな話にはお構いなしに、市内をフル・スピードで走り抜けているのが『ジェット・コースター』の異名をとる乗合バスだ。

 「私が『降りる!』って叫んでも、無視して走り続けるんだからネェ~」

 と憤慨するのは韓国生活30年になろうという知人の某氏だが、私自身も停留所に“置きざり”にされた経験は1度や2度ではとても済まない。

 「タクシー会社同様に、バスを所有している運転手が会社と契約し売上げの一定金額を会社に納め、残りを自分の賃金にする雇用システムがあるんですよ」

 「このシステムだと、バス会社はその分だけバスを購入する必要がないから経費の節約になる。しかし、運転手は自分の手取りを少しでも増やしたいから、“客が多くいる停留所”を探したり、“1日に4往復・5往復”を目指すようになるんです。当然ながら、サービスは向上しないし、どうしても乱暴な運転になってしまいます」

 でも、“雨の日”や“雪の日”くらいは安全運転を心がけて欲しい。   

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