日韓合作 

 このところ、芸能分野における日韓の相互進出や交流が活発化している。

 日本では殆ど無名の笛木夕子が“ユンミ”という韓国名でMBCのドラマ「我が家」に出演、数ヶ月でファン・クラブ会員が1万人を突破するなど人気を博している。

 一方、フジ・テレビの「Fighting Girl」など幾つものドラマに出演している尹孫河(ユン・ソンハ)や、“BoA”の芸名で歌った「Listen To My Heart」がヒットした歌手のクォン・ボアなどは、本国韓国よりも日本での人気の方が数段高い。

 ドラマや映画においては日韓合作が目立って増えてきている。

 映画では、ベルリン国際映画祭に招待された日韓合作映画『K・T』で金甲洙(キム・カプス)と佐藤浩一が共演する。5月に日韓同時上映されるこの映画は「金大中氏・拉致事件」を描き、韓国でのタイトルは『金大中・暗殺計画』となる予定。一昔前の韓国なら、このタイトルだけで当局の検閲を受けた可能性が高い気がする。

 ドラマでも、今月末放映のテレビ朝日「結婚の条件」では稲垣吾郎と金潤敬(キム・ユンギョン)、MBCとTBSが共同製作し初の日韓同時放映する「フレンズ」ではウォン・ビンと深田恭子が共演している。しかも、2つのドラマとも従来の韓国ドラマに良く見られた「善良な韓国人と虐げる日本人(しかも、悪役の日本人の名は大抵が『ナカムラ』)」という配役ではなく、「両国の若者が国境の壁を越え恋愛を実らせていく」という日韓親善への希望を抱かせる内容となっている点で共通している。

 日韓関係も、少しずつではあるが変化しているという事か…。

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