「三・一節(サミル・チョル)」 

 先週の金曜日、韓国は「3・1節(サミル・チョル)」で祝日だった。

 「3・1節」とは1919年3月1日に勃発した“抗日独立運動”を記念する日で、83回目を迎える今年は国家報勲処の後援のもと全国で「独立宣言文朗読」や「松明万歳行進」など様々なイベントが繰り広げられた。某特級ホテルによると「春休みと週末が重なり日本人客は多い」との事だが、彼等に「数年前まで日本大使館から“不要な外出を避けるよう”通達があった」と言っても信じないかもしれない。

 さて、昨年韓国は世界輸出国順位でメキシコに抜かれ13位となった。メキシコが躍進した原因は北米自由貿易協定(NAFTA)によって北米地域への輸出が増大した為だが、主要市場である欧米で韓国は自由貿易協定(FTA)の壁に加えて価格面では中国に先行されるという苦しい展開を余儀なくされている。

 例えば輸出額の5分の1を占める米国では、輸入に占める韓国の比率が95年の3.3%から3.1%へと減った反面、メキシコは8.3%から11.5%へと大きく増加し、FTAによる関税免除などの影響が数字にハッキリと表れてきている。

 貿易協会は「このままでは今後も格差は徐々に広がる」と懸念しているが、産業資源部による暫定集計でも先月2月の輸出が前年同期比で2割程度減少した模様で、折からの“円安”も加わり韓国の輸出は当面回復する兆しが見えない。

 今後、日本と韓国は「日韓併合」ならぬ「日韓自由貿易協定」を視野に入れた協力関係が必要になってくるのではないだろうか?

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