新学期 

 ワールドカップ(W杯)開催まで2ヶ月余となった。

 来月1日からはW杯噴水台が世界最高(202m)の高さまで水を吹き上げるが、既にメイン会場となる上岩洞(サンアムドン)競技場では、W杯応援ショー(月)、ヒップホップ・ダンス(火)、サムルノリ(水)、ブレイク・ダンス(木)、ジャズ・ダンス(金)、ヒップホップ・ロック(土・日)と曜日別に無料公演が開かれムードを盛り上げている。

 時間の許される方は、一度お出かけになってはいかがだろうか?

 「入学したら歓迎会で酒を飲まされるでしょ。練習しておかなくて大丈夫かな?」

 正月に一時帰国した時、受験勉強も碌にせず歓迎会の心配をしている我が長男の余りの“お気楽さ”に笑ってしまったが、韓国では「新入生歓迎会」などの各種行事で強制的に酒を飲まされ救急車で病院に運ばれる学生が急増している。

 原因は、少なくなった小遣いや深刻な就職難のストレスから、酩酊状態となるための即効性が極めて高い『どんぶり儀式』が復活した事にあるらしい。

 『どんぶり儀式』とは、文字通り“どんぶり”に注いだマッコルリ(濁酒)や焼酎を一気に飲み干す事を指すが、飲み干せなかった者は罰として更に酒を飲まされる。

 先日も忠清北道(チュンチョンブクド)で、「新入生オリエンテーション」に参加した学生が酒に酔って2階から転落し骨折したり、酒を飲んで駆け足をしている最中に突然倒れそのまま死亡してしまう事故などが相次いで発生している。

 “イッキ飲み文化”が根付く韓国だが“酒は程々”が良さそうだ。    

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