不倫 

 16日付の『スポーツ・ソウル』に、「韓国の既婚男女は、浮気と隣り合わせの日々を送っている」との記事が掲載された。

 記事によると、「韓国の20~55歳までの人口2350万人の17.8%~20.9%、人数にして約420~490万人が浮気をしているとの調査結果が出た」としたうえで、ご丁寧にも「昔の人は性交渉の相手を『一盗、二婢、三妾、四寡(未亡人)、五娘、六妓(独身女性)』としたが、他人の女性を寝取ることに快感を覚えることが韓国人の不倫の根底にある」との注釈までついている。

 記事の通りだとすれば、韓国人の5人に1人が浮気をしていることになるのだが、昨年、KBSテレビが“不倫”をテーマにした「青い霧」というドラマを放送して話題となった時のことを思い出した。

 純粋ゆえに不倫に走ってしまうヒロインを演じる女優に対し、放送開始直後から「猫を被ったアバズレ」とか「実生活でも経験があるのだろう」などの非難や中傷が相次ぎ、回を追う毎に「不倫カップルが結ばれるような結末になったら今後KBSは見ない」との女性視聴者からの抗議が殺到し、当初のストーリーを変更して2人が別れる結末になったように記憶している。しかも気の毒なことに、この女優は当時のアンケート調査で一躍「嫌いな女優」の上位にランクされてしまった。

 何人を対象にどのように調査したのか明記されていないこの記事、『スポーツ・ソウル』には申し訳ないが胡散臭い気がして仕方がない。     

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