お気に入りの「韓国映画」 

 週末は、家でビデオを見て過ごした。見たのは、私のお気に入りの映画「手紙」と「8月のクリスマス」。実は2作とも、これまでに何回か見ている作品だ。

 「手紙」は、朴新陽(パク・シニャン)演じる植物研究所の職員チョ・ファニュと崔真実(チェ・ジンシル)演じる大学の国文科助手イ・ジョンインの新婚夫婦が主人公。

 ある日、2人は駅で偶然に出会い、恋に落ち結婚する。幸せな新婚生活を送る2人だったが、突然ファニュが悪性脳腫瘍を患い手術の甲斐もなく死んでしまう。1人残されたジョンインは失意の余り自殺まで図るが、ある日、死んだはずのファニュからジョンイン宛に1通の手紙が届く。そして、暫くするとまた1通の手紙が…。

 97年公開と同時に大ヒットとなったが、前半の明るいだけのストーリーから後半は一転してシリアスなストーリーに変わる。『催涙性メロ・ドラマ』と言われただけのことはあり、何度見てもラスト・シーンでは目頭を熱くさせられてしまう作品だ。

 「8月のクリスマス」は、自分の死期を悟りながらも残りの人生を淡々と生きている映画「シュリ」でお馴染みの韓石圭(ハン・ソッキュ)演じるジョンウォンと、そんな事には気付きもしない沈銀河(シム・ウナ)演じる無邪気な交通警官タリムが主人公だ。

 98年の公開前は『出演映画は必ずヒット』する韓石圭と『映画は必ず失敗』する沈銀河の“どちらのジンクス”が勝つかで話題となったが、人の「死」という重いテーマにも拘らず美しい映像に2人の名演が加わり記録的な大ヒットとなった。

 この2作、機会があれば是非ご覧になることをお奨めしたい。     

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