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 ワールド・カップ(W杯)開催がいよいよ間近に迫ってきたが、韓国訪問を予約した外国人が延べ10万人を突破したことが明らかになった。

 韓国W杯組織委員会(KOWOC)輸送・観光事業団の主管会社「ホド・ツアー」は、W杯が開催される5月末からの1ヵ月間でチャーター・バスなど同事業団の各種サービスを予約した外国人が4月末現在で延べ10万3000人に達したと発表した。

 国別で見ると中国の約1万6800人が最も多く、欧州と日本の1万2000人がこれに続いているそうだが、「ホド・ツアー」では「W杯開催中に韓国を訪れる外国人は延べ15万~20万人に達する」と予想している。

 一方、W杯開催が日本のビール業界にとって“追い風”となっている。

 日本代表の公式スポンサーでもある「キリンビール」は、4月中旬に代表選手11人の直筆メッセージを印刷した発泡酒「淡麗」を限定発売したところ注文が殺到、当初予定の4倍に達する182万ケースを出荷した。またサッポロビールでは、「黒ラベル」の韓国向け輸出が今年に入ってから前年実績の約2倍(5万2000ケース)に達し、年間目標20万ケースの上方修正を検討し始めた。同社では「韓国の若い層に日本のビールが『かっこいい』と思われ始めたようだ」と分析している。

 90年のイタリア(前年比7.6%増)、そして98年のフランス(同4.7%増)と、いずれもW杯開催年にはビールの販売量が増加した。

 はたして、韓国のビール業界もこの恩恵に肖れるだろうか…。

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