笛木優子 

 今、韓国で一番有名な日本人は22歳の女性タレント・笛木優子かもしれない。

 日本では知らない方も多いだろうが、高倉健・主演の映画「ホタル」で映画デビューした彼女は韓国映画「8月のクリスマス」を見て感動し、昨年夏に単身で渡韓し大学の語学堂で韓国語を学びながら韓国での芸能活動をスタートさせた。

 3月末に放送終了したMBCの人気ドラマ「我が家」には韓国語が出来ないため聴覚障害者役で出演したが、この役の好演から一躍お茶の間の人気者となった。

 その韓国語もSBSの料理バラエティー「気分転換水曜日」の司会者に抜擢されるほどにまで上達し、同局の特番ドラマ「All in year」には在米韓国人役で出演することが決定した。また、同局と日本テレビがW杯記念で共同制作するドラマ「最後の選択」にもヒロインの日本人大学生として出演することが決まっている。

 デビュー1年弱にも拘わらずファン・クラブ会員数が1万人を突破する人気からCM出演も増えている。しかも、ブランド服のCMでは今韓国で人気トップの俳優ペ・ヨンジュン、飲料メーカーのCMでは映画「チング」や「ロスト・メモリーズ」の主演俳優チャン・ドンゴン、そしてシャンプーのCMでは映画「JSA」の主演俳優イ・ビョンホンと韓国を代表する男優俳優と共演し、まさにトップ女優の扱いを受けている。

 あるインタビューの中で彼女は「最近、(韓国において)日本人ということへの反発は減った気がします」と答えていたが、こうした文化交流や今回のW杯共催によって日本と韓国の距離が一層近くなることを望みたいものだ。

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