交通秩序 

 「中央日報」が9日、『交通秩序、日本より韓国が上回る』との記事を掲載した。

 「三星火災付設交通安全文化研究所」と「韓国ギャラップ」が4月16日から3日間、国内10都市と東京・大阪で自動車7万余台と歩行者16000余人を対象に停止線・停止信号・見切り発車など7項目の交通法規遵守実態を調査した結果、信号違反率(韓国3.1%:日本9.2%)や歩行者信号違反率(韓国4.3%:日本14.8%)から見て「日本より韓国の方が、交通秩序が保たれている」との内容だった。

 しかし、停止線での未停止率47.4%(日本:30.7%)や見切り発車率25%(同:5.4%)、またシートベルト未着率でも運転席13.7%(同:21.7%)、助手席18.2%(同:43.4%)とも日本より低いのだから、この表題は頷けない。

 まして、人口10万人当りの交通事故発生率が日本の6倍近いという現実と、私が経験した4回の交通事故が全て韓国内だったことも考えれば、2・3の項目で日本に勝ったと喜んでたのでは今後の改善取組みに対して懸念が生じてくる。

 昨年12月12日付「中央日報」に、「韓国の横断歩道は人が歩いて渡るには青の時間が余りにも短い。【中略】韓国から来た人々にこの話をすると皆が一様に頷く。結局、韓国の信号が人より車を重視するのであれば、日本は人を優先しているのではないだろうか」との特派員記事が大きく掲載されたことがある。

 事が人命に関することだけに、こうした声を1つずつ行政に反映させ、より安全な交通道徳を確立するよう努力する事が重要なのではないかと思う。

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