お寒い話題 

 日中は汗ばむほどの陽気となり、昼食時にはベンチへ腰掛けアイスクリームを片手に談笑するビジネス・マン&ウーマンの姿が増えてきた。

 アパートから駅への道すがらバラの花が幾つも咲きかけているのを見つけ、季節は春から夏へと移りかけているのだと実感した。しかし陽が沈むと、まだまだ薄手のジャンバーは必要なほどには冷え込んでくる。

 今日は、少しばかり“お寒い”話題を2つご紹介したい。

 1つ目は、今回のワールド・カップ(W杯)において韓国内で開催される32試合のうち、入場チケットが完売したのは僅か6試合だけだったという話題。

 このため財政経済部は、国内金融機関に対し6~7万枚のチケット販売を委託する方針を固めたが、W杯開催誘致に際しては鄭夢準(チョン・モンジュン)KOWOC会長が「(韓国での)単独開催は十分可能」と豪語していた。しかし結果を見る限り、「共同開催のお蔭で、恥をかかずに済んだ」というのが本音となりそうだ。

 2つ目は、韓国貿易協会が輸出企業250社に行ったアンケート調査で、回答企業の大半(73.7%)が「ウォン高で輸出採算性が悪化」と回答した話題。

 適正利潤確保が1ドル=1305ウォンというのはまだしも、経営効率化・体質改善をスローガンにしてきた輸出企業の損益分岐点(1ドル=1258ウォン)が従来と何ら変わっていないのでは、韓国の国際競争力に翳りが見え始めたというのも頷ける。

 “掛け声”が“掛け声”で終わった“お寒い”話題2つをご紹介した。

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