株価70万ウォン 

 128MbSDラムのスポット価格が1.5ドルをつけるなど弱勢を続けていたDラム市場が落ち着きを取り戻したことから、「128MbSDラムの価格が変動費水準にまで下落した現在の価格水準は底値」と見て、各証券会社はDラム業界トップ企業である三星電子の買い付けを再び“推奨”し始めている。

 証券アナリストの多くは、「各企業におけるコンピューターのアップ・グレードによる需要回復(下半期以降)や、メーカーの保守的な設備投資(Dラム価格暴落も寄与)によってDラムは供給不足状態となり、今年の秋または第4四半期には再びDラム価格が高騰する局面が到来する可能性が高い」と見ているようだ。このため、「三星電子のDラム営業環境は、第2四半期を境に下半期にかけて改善する可能性が高い。最近の株価調整局面は“押し目買い”の絶好のチャンス」として、三星電子株の買い付けを勧めるアナリスト・レポートが増えてきている。

 しかしながら、台湾メーカーが出荷前検査をせずにスポット出荷する半導体が増えているとも聞くし、今でも固定取引価格が現物価格に比べ50%以上高い状態は続いており、価格引下げ圧力は依然として存在していると言わざるを得ない。

 加えて、マイクロン社が四半期決算を目前に在庫放出に走る可能性も否定できず、三星電子の在庫水準も4月時点よりも増加しているものと思われることから、私にはDラム価格が簡単に反騰局面に転換していくとは思えない。

 果たして、推奨株価70万ウォンは達成されるのだろうか…。

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