経済ワールド・カップ

 ワールド・カップ開幕を1日後に控えた先週30日、アリアンツ・BMW・松下電器など世界的な企業の最高経営責任者(CEO)40人を集めた『経済ワールド・カップ』がソウル市江南(カンナム)の韓国総合貿易センター(KOEX)で開催された。

 席上、辛国煥(シン・ククファン)産業資源部長官は基調演説の中で「韓国経済は向う10年間で平均6%台の経済成長を達成する見通し」とし「韓国は地理的に北東アジアの中心というだけでなく、電子・半導体・自動車など競争力のある産業基盤を整えており、北東アジアのビジネス中心国として浮上するはず」との見解を示した。

 これに対し各企業のCEOからは、

 「通貨危機以降、韓国政府による持続的な改革の進展により投資環境は非常に改善された。しかし、曖昧な投資関連法の規定を更に単純化しなければならない。また、韓国では依然として海外有名ブランドの偽物が数多く出回っており、“知的所有権”の保護を強化しなければ韓国の国際信用度は正常化できない」(韓国P&G:アラズワニー社長)

 といった厳しい意見や、

 「韓国の労使関係はより成熟すべきで、政府が失業者のための“受け皿”となる社会保障システムを整えてこそ労働市場に柔軟性を与えることができる」(ボルボ建設機械コリア:エリック・ネルスン社長)

 といった提案がなされた。

 どうやら「まだまだ、韓国政府が改善すべき点は多い」というのが、今回の『経済ワールド・カップ』に出席したCEO達の総体的な見解のようだ。

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