日本、「ベスト8」進出ならず

 ワールド・カップ(W杯)決勝トーナメント第1戦はご存知の通りの結果となり、残念ながら日本代表チームのW杯は終了した。共催国・韓国の健闘を期待したい。

 現代経済研究院が決勝トーナメント進出の経済効果を18兆ウォン(約1兆8000億円)と試算したが、この数字はいかにも“大きいもの好き”の韓国人らしい。

 先週の13日、住友生命総合研究所は「W杯による経済効果は4600億円」との試算を発表した。試算通りの経済効果があるとすれば、日本における今年度の名目国内総生産(GDP)を0.1%押し上げる効果があることになる。

 以前、第一生命経済研究所が「W杯開催の経済効果は約3700億円」との試算を発表したが、住生総研の今回の試算はこの数値を大きく上回っている。

 内訳を見ると、日本を訪れる外国人の宿泊・交通費などが約730億円、観戦客の支出額が約1550億円、テレビ・ビデオの買替需要が約255億円で、これに開催費用などを含めると直接的な支出増加額だけで約2880億円だそうだ。

 これに二次的な波及効果まで加えると最大4600億円の経済効果となり、「決勝トーナメント進出が決まれば経済効果はさらに膨らむ可能性がある」との見通しが添えられていた。しかし、決勝トーナメント進出は果たしたものの“1回戦敗退”という今回のケース、はたしてどの程度の経済効果が追加されるのだろうか…。

 日本国民を歓喜の渦に巻き込んだW杯。最近の陰鬱な世情を吹き払い、低迷する日本経済の起爆剤となってくれる事を祈りたい。

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