女性白書 

 「ウチは男の子だし、もう子供を産むつもりはないです。仕事も続けたいですね。だって、一日ず~と子供の面倒を見ていたらストレスを受けますよ」

 私の質問に、若いお母さんは笑顔でそう答えた。

 先週、統計庁が発表した『統計で見る女性の暮らし』を見ても、彼女の意見が現代韓国女性の平均的な意見であることが窺える。

 この間、韓国でも“少子化”が進行し、韓国女性が生涯に生む子供の数は4.54人(70年)から1.47人(2000年)へと3分の1にまで減少している。

 また女性の社会進出も段々と容易になり、今では全女性の半分が何らかの経済活動に参加している。これに伴って、家事労働時間も専業主婦が1日6時間43分であるのに対し、共働き主婦は3時間45分しか家事に携わっていない。

 「私、主人以外の男性と個人的な交際をしたことがないんです。今になってみると、チョット損をしたかな…て思いますね」

 儒教では「二夫に見えず」と教えているが、人口1000人当り離婚率は0.4件(70年)から2.8件(2000年)へと7倍に増え、日本の2.1件(2000年)を超えた。

 こうした影響からか、婚姻全体に占める再婚者の率は72年の2.4%から2001年には10.9%と4倍以上に増加し、中でも再婚女性と初婚男性との婚姻が11倍も増えて全体の5.6%を占めるまでになっている。

 ある意味で、韓国女性は日本女性より急速に変化を遂げているとも言えそうだ。

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