「東海」と「独島」 

 今、高校の第2外国語として日本語がダントツの人気を示している。

 京畿道(キョンギド)教育庁によると、今年道内で新たに第2外国語を開設した290校のうち77%に当たる224校が日本語教科を開設した。同庁では、両国間の関係改善や交流拡大がこのところの日本語人気の理由として挙げている。

 こうしたなか、世界地図作成の際に原本として用いられている国際水路機関(IHO)の地図から『日本海』の名称が消える可能性が出てきた。

 『日本海』という表記に関しては、以前より韓国は「歴史的根拠に欠けるため『東海(トンヘ)』に改めるべき」と主張し「地名に関する紛争がある場合、当事国間の合意があるまで特定の地名を単独表記してはならない」とIHOに提議していた。

 この韓国側の提議に対し、IHOは今年11月までに会員69カ国の賛否を取り、会員国の過半数が賛成した場合、世界地図から『日本海』の表記を消し去り名称は『空白』にして発刊する方針を固めた。

 そんな騒ぎの中、韓国が独島(ドクト:日本名「竹島」)の公示地価を発表した。

 公示地価は2億6292万1116ウォン(約2600万円)だが、IHOに対しては地名すら「当事国の合意があるまで単独表記してはならない」と主張する韓国が、領有権という紛争を抱える『独島』の公示価格を表示したり国立公園指定を検討するのでは「外交姿勢に一貫性が欠ける」との誹りを受けても仕方ないのではないか。

 韓国で日本語が、日本では韓国語が人気を博し続けて欲しいものだが…。

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