「独島」と「竹島」 

 最近、韓国が国立公園指定を検討しているとの報道を受け、日本国内でも急速に「竹島問題」がクローズ・アップされ各マスコミの報道も喧しくなっている。

 最近になって、国民運動本部は今月開催される「釜山(プサン)アジア大会」で南北統一チームが使用する「朝鮮半島旗」に「鬱陵島(ウルルンド)」と「独島(ドクト:日本名「竹島」)」を加えるよう、政府および各関係機関に嘆願書を提出した。

 現在使用されている「朝鮮半島旗」は、1991年に千葉県で開催された「世界卓球選手権大会」に際し「白地に青の朝鮮半島を描き済州島のみ含む」との両国合意の元に作成された。このため簡単に変更はできないのだが、国民運動本部は不許可の場合であっても「独島」の入った「朝鮮半島旗」を非公式に使用する構えだ。

 こうした中、昨年の「光復節(クァンボクチョル:8月15日)」に大邸(テグ)銀行が開設した「サイバー独島支店」の預金量が1000億ウォン(約100億円)を突破した。

 預金者に特別金利を付加したり、送金手数料を無料にするなど各種特典が設けられている点が利用客拡大に寄与したようだが、この支店は「独島」が自国の領土である事を内外に示し、国民の関心を高めることを目的として開設された。

 開設1年で訪問客(アクセス)は25万人を超え、取引顧客数も2万6000人に達したというのだから、支店開設の目的はある程度達成されたと言えそうだ。

 領土問題に関する論議は専門家にお任せするとして、こうした韓国側の一連の動きを見ていると、日本側の対応は全てが後手後手に回っている気がする。

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