「天高く・・・」 

 市内では「焼き栗」や「プゴップパン(韓国式タイヤキ)」などを売る露天商が目立つようになり、先日まで開襟シャツや半袖のブラウス姿が目立ったビジネス・マンやビジネス・ウーマン達も背広やカーディガン姿へと一斉に衣替えを始めた。

 名峰・雪岳山(ソラクサン)から“紅葉”の便りが届くのもあと僅かだ…。

 そんな深まり行く秋の季節の中で、米国によるイラク攻撃が年内にも開始されるのではないかとの観測が流れ、国際的にも緊張が高まっている。

 そんな中、大韓貿易投資振興公社(KOTRA)はイラク戦争が①不発、②短期戦、③長期戦、という3つのシナリオを基に分析した『米国の対イラク攻撃が韓国の輸出経済に及ぼす影響と対策』と題した報告書を発表した。

 戦争勃発の場合には、短期的に原油価格が1バーレル=50ドル以上に跳ね上がり、1カ月で12億ドルの追加コストがかかると展望した。また輸出面でも、イラク向け輸出が全面中断される上に中東地域向け輸出にも影響が出ることから、月1000万ドルの輸出減が予想されると分析した。

 戦争が長期化した場合の展望としては、国内総生産(GDP)の1.6%(100億ドル前後)に達する損失を招き、インフレ上昇圧力(2.5%程度)を生むと予測した。加えて、年間7000~8000万ドルに迫る対イラク輸出が全面中断されることから、直接的な輸出減少分だけでも年間1億ドルを超えると予想している。

 世界景気がこれから迎える季節のように、冷え込んでいかないことを祈りたい。

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