日韓比較考 

 警察庁によると、今年に入り韓国では殺人が9時間30分に1件、強盗と性的暴行は共に1時間30分に1件の割合で発生しているそうだ。

 因みに日本(99年基準)は、殺人が6時間56分、強盗2時間4分、性的暴行は4時間43分に1件の割で発生している。両国の人口差が3倍近くあることを考えると、韓国の犯罪発生率は日本に比べかなり高い。

 意外だったのは、性的暴行発生率が実質的に日本の10倍に達している点で、これは“性”をタブー視する儒教道徳の反動だろうか…などと勝手に想像している。

 先日、これとは別に意外な思いを抱いたのが、『最低住居水準以下が330万世帯』という新聞の見出しを目にした時だ。

 記事は「政府が定めた最低住居水準以下の住宅数が全体世帯の23.1%に当る330万世帯に達する」という書き出しだったのだが、韓国は日本に比べ住宅事情に恵まれていると思っていただけに驚くとともに同情心が沸いてきた。

 ところが記事の最後に、住居は「1人世帯で3.6坪、2人が6.1坪、3人8.8坪、そして4人では11.2坪以上」の広さを有し、「夫婦は別寝室」を持ち「5歳超の子供は父母と別部屋」にしなければならず「8歳以上の子供がいる場合、男女それぞれ別室」を設けなければならないという「最低住居水準」が説明されていた。

 儒教道徳が反映された基準の気もするが、最低住居水準以下の暮らしを強いられている私が、我と我が身を省みず同情を寄せたという滑稽な結末だった。

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