北朝鮮応援団 

 今週日曜日から、日本も大選手団を送った「釜山アジア大会」が開催されているが、韓国国内では北朝鮮応援団の人気が日増しに高まっている。

 女性舞踊家と女子大生293人で構成された北朝鮮応援団は、その美貌と華やかな衣装で開会式でも注目を集めたが、実況中継したアナウンサーは「ヨクシ・ナムナム・プンニョ(「さすが、南男北女」:昔から言われる「南の美男に、北の美女」)」を連発し、彼女達の美貌を褒め称えていた。

 しかし、韓国の女性視聴者から抗議の電話は入らなかったのだろうか…。

 競技会場での応援は『パンガップスムニダ(嬉しいです)』の歌で始まるが、その一糸乱れぬ応援も人気の的で、競技を観戦すると言うよりも彼女達(の応援)を見物するために競技場へ足を運ぶ観客が増えており、今では北朝鮮選手が出場する種目はどれも人気種目となり始めている。

 先月28日、彼女達は「萬景峰(マンキョンボン)92号」で釜山・多大浦(タデポ)港に入国したが、1日の応援が終わると市内のホテルなどには泊まらず宿所となっている「萬景峰92号」に戻り、応援団全員がここで寝泊まりしている。

 このため、多大(タデ)国際旅客ターミナル前には連日数千人の市民が集まり、「萬景峰92号」を背景に記念撮影をしたり甲板に出てきた応援団員を見学するなど、今では釜山の新たな観光名所となっている。

 南北友好にとって、今回の「北女」の来訪は多大な効果を挙げそうだ。

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