ゴルフ人気 

 朝の通勤時、葉が黄色くなり始めたイチョウの下で数人のアヂュンマ(おばさん)がビニール袋を片手に銀杏の実を拾い集めていた。

 「ゴルフには最高の季節ですが予約がとれなくて…」と言うのは知人の駐在員。

 一昔前まで、韓国でゴルフは一部特権階級のレジャーだと考えられていたが、時代の流れとともにプレイヤーの一般化・低年齢化が進行し、今ではゴルフ人口に対してゴルフ場の数が絶対的に足りなくなってしまっている。

 昨年、来場客数が初めて1000万人を突破したが、乱暴に計算すると各ゴルフ場に年間(1000万人÷158箇所)6万3000人が来場し、毎日(6万3000人÷350日=180人)45パーティーがプレーを行った事になるのだから凄い。

 しかも今年上半期の来場客は530万人で、昨年のペースを上回っている。

 日本と比較してみると、日本にはゴルフ場が約2500ヶ所(2001年)あり人口5万2000人当り1ヶ所を保有しているが、韓国には158カ所(会員制114カ所・大衆44カ所)しかなく人口30万人当り1ヶ所しか保有していない計算になる。

 9月末現在で会員権販売中のゴルフ場は14ヶ所あるが、こうした事情を反映してか大部分が2億ウォン(約2000万円)超の高額コース。中でも、来春オープン予定のベネスト・ゴルフ場(27ホール)は2次会員を5億5000万ウォン(約5500万円)で募集中だが、募集価格が5億ウォンを突破したのは韓国では初めてだ。

 バブルが危惧される韓国だが、日本のバブル期にもゴルフ会員権は急騰した。

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