日韓交流 

 鍋料理をつついていると、なんとなく「俗談(ソクダム:諺)」の話題になった。

 韓国の「俗談」にある『クリム・エ・トック(絵の餅)』などはそのまま日本へ伝わった好例だが、「日本にも『絵に描いた餅』という諺がある」と言うと「オォ~!」と感嘆の声が上がり、「意味も同じなのか?」との質問が飛んで来た。

 また、『オーシッポ・ペッポ(五十歩百歩)』や『ウァシンサンダム(臥薪嘗胆)』などの中国故事は、朝鮮半島を経由しそのまま日本へ伝わった事を再確認させてくれるが、ここでも「オォ~!」との歓声が上がった。

 古の時代より文化交流の深かった日韓両国だが、去る17日、「2002年、日韓市民交流フェスティバル-朝鮮通信使の道」が千葉県幕張で開催された。

 ご存知の通り「朝鮮通信使」は17世紀から19世紀にかけ12回朝鮮から日本へ派遣されたが、今回、当時の衣装を身に纏い「朝鮮通信使」に扮した40余人もソウルを出発し、釜山(プサン)・長崎などを経て会場までやって来た。

 今回の行事は『両国の交流を一層深めよう』との趣旨で始まった「2002年、日韓国民交流の年」を締めくくるもので、金大中(キム・デヂュン)大統領からは「両国が最も信頼し尊敬する隣国として、未来に向けて前進しよう」、そして小泉首相からは「ワールド・カップ共催の成功を土台に、地域・市民の交流を一層拡大しよう」との祝賀メッセージが各々届けられた。

 来年はFTA締結交渉の本格化も予想され、両国の関係は一層深まりそうだ。

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