キムジャンの季節である。

キムジャンとは冬の間に食べるキムチ作りのことで、毎年 11 月末から 12 月初めに行われる。国中で一斉にキムチを漬ける。なんせんちょうむ。核家族化が進んだことや、キムジャンが重労働であることから、最近はキムチはスーパーで買う人も多く、大切な伝統も失われつつあると聞く。私は幸運なことに今年4回もキムジャンを見た。

この写真は利川(京畿道)で撮ったもので、 15 人ほどで 300 株の白菜を漬けていた。同じ教会の仲間という。ソウルでは夜、寒い中、路地に台を出し 10 人くらいがその上で漬けていた。今年は中国産キムチから鉛や寄生虫の卵が発見され、その影響で出来合いのキムチをさける傾向が強くなっている。結果としてのキムジャン復活は喜ばしいことかもしれない。

【ソウル生活を始めたばかりの筆者が、日々の生活で出会う“韓国の不思議”を写真とエッセイで切り取ります。
The Daily NNA韓国版に連載中

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