トルチャンチに招待された。トルチャンチとは1歳の誕生会(韓国式では2歳)。赤ちゃんの生まれて初めての誕生日に親戚、友人、職場の同僚を呼んで盛大なパーティーをする。こんな豪勢な1歳の誕生日はなんせんちょうむ。

会の途中でお金と鉛筆と糸を赤ちゃんの前に置いて赤ちゃんに選ばせる。お金は金持ち、鉛筆は学者。糸は長寿を表す。最近はマイク(歌手か?)とかマウス(IT関連の仕事か?)もよく登場するという。

この儀式がどんどん華美になっている。背景には韓国の合計特殊出生率(1人の女性が一生の間に生む子どもの数)が1.16になっていることがある。この数字は少子化が問題になっている日本よりも少なく世界最低。韓国も以前中国ではやった“小皇帝”の時代に入っているのだろう。

【ソウル生活を始めたばかりの筆者が、日々の生活で出会う“韓国の不思議”を写真とエッセイで切り取ります。
The Daily NNA韓国版に連載中

戻る