韓国人はロマンチストだ。恋愛中はいろいろ工夫して相手を喜ばせようと努力する。ドラマチックな演出が好きである。記念日も好き。街に花屋がやたらと多いのもその関係かと思う。恋愛ドラマの舞台はカップルの告白のスポットとなる。手元にある日本語の韓国のガイドブックには地名すら乗っていないが、東海岸の江原道に正東津(チョンドンチン)という場所がある。名ドラマ「砂時計(モレシゲ)」の舞台。

カップルはソウルから5時間かけてここまで日の出を見に行く。そして同じ日に西海岸まで戻り夕日を見る。2人は感動して永遠の愛を誓うというシナリオだが、結構混むため日の出や日の入りに間に合わず、あるいは急に雨が降ったりしてドラマのようにはいかず、しらけてしまい、結局それが原因で別れたというカップルの話も聞いた。

【ソウル生活を始めたばかりの筆者が、日々の生活で出会う“韓国の不思議”を写真とエッセイで切り取ります。
The Daily NNA韓国版に連載中

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