初めてキーボードを使ってハングル文字を打ってみた。私の韓国語はまだ初心者の域を脱しないが、やってみると思ったより簡単。1週間も使っているとだいたいの位置がわかる。原則は左手は子音、右手は母音で交互に打つことが多い。ただしパッチム(最後に来る子音)があると左手が続く。

日本ではほとんどの人がローマ字入力だが、韓国ではハングルで入力している人が圧倒的に多い。携帯電話のメールはもっと進んでいる。21ある母音(10の基本母音と11の複合母音)が3つのキーだけで簡単に打てる。3つとは点と横棒と縦棒だ。この入力方式を最初に考えた人はすごいと思う。ひょっとしたらこういった容易な入力システムが韓国でのITの高い普及率と関連しているのかもしれない。

ハングルは1446年に朝鮮王朝の第4代国王である世宗大王によって公布されたという。作った人の名と年代が分かっている文字は世界でもハングルだけだそうだ。作られた文字だけに合理的にできており、21世紀になって韓国人は大きな恩恵を受けているといえるかもしれない。

【ソウル生活を始めたばかりの筆者が、日々の生活で出会う“韓国の不思議”を写真とエッセイで切り取ります。
The Daily NNA韓国版に連載中

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