韓国では誰でも出生登録時に固有のナンバーが割り当てられる。18歳になるとこのナンバーが書かれた「住民登録証」というカードが与えられる。裏には指紋があり、完ぺきなIDカードになっている。

制度の開始は1962年(カードの導入は68年)。常時携帯が義務付けられている。13けたから成り、番号から生年月日、男女別や出身地域もわかる。この制度のおかげで住民票や戸籍謄本の交付などの行政サービスはとても早いそうだ。インターネットでのショッピングにも使われる。ネット上での発言にも責任が伴う。アダルトサイトに父親の名を使ってこっそり登録しようとしたら、既に登録されていたという笑い話も聞いた。

日本では個人情報保護などの観点から反対論も根強いが、40年以上の長い歴史を持つこの国の制度から長所短所をよく学ぶ必要があると思う。人伝」

【ソウル生活を始めたばかりの筆者が、日々の生活で出会う“韓国の不思議”を写真とエッセイで切り取ります。
The Daily NNA韓国版に連載中

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