韓国の友人の結婚式に招待された。今回は、普通ではなかなか見られない幣帛(ペベク)にも招待された。幣帛とは結婚した2人が新郎側の親族にあいさつをする儀式である。新婦側の両親でも新郎側から招待がなければ参加できない。

新郎新婦は韓国の伝統衣装を着る。男性は紗帽(サモ)と呼ばれる帽子のようなものをかぶり、女性はチョクトリと呼ばれる飾りを付ける。何回も何回もクンジョル(大きいお辞儀)をするが、女性は衣装が重い上に両手を目の前で合わせて手の位置はそのままで頭を下げるという難しい形を取る必要がある。一人ではできないので脇にサポートが付く。

男子が生まれるようにとの意味を込め新郎の母親がなつめを投げ、新婦がチマの前のエプロン状のもので受け取る。最後に新郎は新婦をおぶって祭台の周りを一周する。韓国の結婚式は家の儀式の色合いが強く興味深かった。

【ソウル生活を始めたばかりの筆者が、日々の生活で出会う“韓国の不思議”を写真とエッセイで切り取ります。
The Daily NNA韓国版に連載中

戻る