蔚山にある現代重工業に行き8,600 個積みの超大型コンテナ船の命名式に出席した。新しい船の前でくす玉が割れ、真っ青な空に色とりどりの風船が吸い込まれていくのを見ると気持ちも浮き立つ。

船会社に勤めているため、会社が発注した船が完成する際にこうした式典に時々出席するが、最近は韓国での建造船が多いため、毎月のように蔚山か釜山に出張している。

今回訪問した現代重工業の造船所は世界最大。年間70隻以上を建造し、社員は2万5,000人に上る。社員食堂だけでも造船所内に50以上あると聞きその規模に驚いた。韓国は今や世界一の造船王国。受注量で見ると、世界トップ10のうち現代重工業、サムスン重工業、大宇造船海洋をはじめとする7社が占めている。

ちなみに2005 年のデータでは世界の受注量の38% が韓国。かつての造船王国日本は24%のシェア。ただし韓国も生産コストが高くなってきており、シェア17%の中国が近い将来1位になると予想されている。

【ソウル生活を始めたばかりの筆者が、日々の生活で出会う“韓国の不思議”を写真とエッセイで切り取ります。
The Daily NNA韓国版に連載中

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