仁川会は 1997 年 3 月 7 日 に誕生いたしました。設立の経緯は、初代の世話人であった三国 RK 精密の山田様の話によると、今考えればお気の毒な、しかし切実な思いからスタートしております。山田様が韓国へ赴任されたのは 1988 年、つまりソウルオリンピックの年でしたが、当時ソウルではオリンピックを契機に一段と国際化も進み、日本人をはじめ外国人が多数見かけられるようになりました。しかし仁川ではまだまだ日本人は珍しく、町で日本語が通じることもなく、また日本人に対する感情も決していいものでなかったようです。そのため夜、町へ出かけることも出来ず、気軽に日本語も話すことも出来ない鬱憤を晴らすため、しばしば布団をかぶって 1 人日本の歌を歌い、寂しさを紛らせていたそうです。

そんなある日同社の社長でJV会の会長でもいらっしゃった田島様から、仁川にもだいぶ日本人が増えてきたが、お互い同じ環境にいて悩んでいる人も多いのではないか。是非仁川在住の日本人が集まり、心置きなく日本語だけで話せる場を作りお互い助け合おうではないか、との話があり山田様が中心となり仁川会がスタートいたしました。

当時 20 人でスタートした会もいまや 60 人を超え、また時代も、我々を取り巻く環境も変わり、色々なご縁で韓国人も数名参加し、日本人同士が悩みを語る場から、日韓の理解を深める場へと会の性質も変わってきております。

会は 2 カ月に 1 度開催しており、新入会員のご紹介以外はただ、飲み、食い、しゃべり、そして時には日曜日に江華島まで足を運び、黄土サウナの汗蒸幕へ行ったり、バーベキューをやったりしますが、しまいにはいつも大騒ぎといった状態となります。この雰囲気が楽しそうと言うことで、仁川在住、もしくは勤務以外の方々も多く参加していただいておりさらに楽しい会となっております。また仁川会には大学の先生も多く参加していただいており、時として学生が飛び入り参加したり、各会社の出張者が特別参加したりと、極めて自由な雰囲気で運営されております。

さらに仁川会の特徴として、正式な会の組織の形態をとらず会長もいません。会食、遊びを中心とした親睦を目的とし、参加費を都度徴収し世話人が中心となって運営をしております。このような仁川会によろしければぜひご参加ください。

 

 SJCの中で、最南端で活動しているのが「テジョンアジョシ(大田おじさん)会」である。現在の参加者は5名 ( 日本人 ) で、名前の通り 50 歳以上の堂々たるアジョシばかりの会です。ただし、現在がアジョシばかりなのでアジョシ会と言っていますが、若い方が入会されれば、オッパー会と名前を変更するかもしれません。アガシが入会すれば、・・・考えたことがありません。また、どうしてアジョシ会とわざわざ名前を付けたかというと、すでにテジョン日本人会という集まりが存在していたからです。このテジョン日本人会からお誘いがあったことから我々おじさん達も参加したのですが、メンバーの平均年齢はどう見ても20歳代で、参加者は、我々のような会社経営者でなく、日本語の先生(大学、学院で教えている)や留学生、そしてこちらで結婚した方々でした。絶えず活動に参加されている方々は 30 ~ 40 名とお見受けしましたが、やはり歳の差は歴然としており、また、韓国での企業活動のまじめな相談もあり、遊びの内容も違う為、アジョシ会もテジョン日本人会と並行して活動しているのです。また、このアジョシ達もテジョン日本人会に参加することもありますし、連絡先名簿にも登録していただいております。

 さて、テジョンアジョシ会の歴史ですが、私がテジョンに来た時には3名で時々集まり、夕食会や、歓送迎会などを時々開いていました。このメンバーの先輩がSJCの機電委員会のゴルフ会に誘ってくれたことから、私はSJCの存在を知り、これを機会にSJCに入会したのです。そうこうしている間に、私が長老級になったことから自然にテジョンアジョシ会の会長に祭り上げられ現在に至っております。

 活動は、毎月1回土曜日の夕方にユソン温泉に集合し温泉三昧を楽しみ、また、夕食のビールのうまさを倍増するためにも温泉、サウナで汗を流します。そしていよいよ夕食会です。我々テジョンアジョシ会の特別会員に韓国の方も1名加わっていただいており、この方が美味しい食堂をいろいろ案内してくれますから、毎回美味しい料理を楽しむことができるのです。次は2次会です。テジョンアジョシ会のメンバーは、月例会以外でも誰かが「飲んでいるから来てください」と誘ってくれることもあり、また、「郷土名物を日本から持って帰ってきたから食べよう」と集合することもありますから臨時会も加わり、コミュニケーションは最高です。歌ったり、飲んだり、最近は午前様になることがほとんどです。この会の良いところは、人数が少ないからこそ出来るのですが、全員参加を基本に日程を決めて活動 ( ? )  ・・・というよりは、折角の海外生活を楽しんでいます。12月の忘年会は、1泊2日でヨントック ( 蟹三昧 ) 、キョンジュ ( 観光 ) を計画中で、全員楽しみにしています。

 

現在、天安では「天安日本人会」が活動しており、 15 社 30 名程度が名簿に登録しています。ただし、会としては組織化せず、ほとんど懇親会を中心に活動し、幹事も持ち回りとしています。また誰ともなくいろいろなイベントを企画し、その都度、幹事をきめて皆さんを集めるといった活動になっています。天安ではほとんど、単身の方々で、かつ、日本語、英語が通じる環境にないため、日本人同士の情報交換が非常に大切になると考えております。このため、従来から自然発生的に以前から住んでいる者が情報の発信源になるよう協力しております。

主な活動は 2 カ月に 1 回ほど懇親会を開き、お互いの情報交換、並びに友好を深めています。また、有志にて SJC 主催のソフトボール大会に参加したり、韓国語講座を自主開催しています。韓国語講座では陶器作りの体験学習など、課外活動も行なっています。

情報提供活動としては新規加入者に対して、会員の一人が独自にまとめた「天安市について」( 34 ページもの)を配信しています。また、天安市の断水に関する広報やごみ出しなどに関する生活関連情報、大使館からの安全情報などをメール配信するなど、情報提供に勤めています。また、会員の一人が個人ホームページを開設し、天安や、韓国での出来事を載せており、会員にアドレスを紹介もしています。こうしたことを通じ、初めて天安に住む日本人にも、なるべく不安がないように努めています。

現在 33 名の登録メンバーのうち 10 名が SJC 会員ですが、大使館の安全情報、生活関連情報などは SJC 会員以外にも共有化が必要です。また、今後、地方での課題などを SJC の建議事項などに反映して行くことが大事だと考えております。 SJC としても、地方への関心を高め、積極的な対応を進めて頂いていることに感謝申し上げますとともに、一層のご協力を頂きますよう、お願い申し上げます。

  (浅岡=大韓カルソニック)