アル・カーイダ政治局によると見られる声明

平成15年3月7日
                             在韓日本大使館領事部

1.3月5日付ドバイ発外電は、イスラム諸国における欧米の権益に対する攻撃を呼びかけているアル・カーイダ政治局発とされる声明(「イスラム諸国、とりわけイラク及びペルシャ湾岸の同胞に対するメッセージ」と題する声明)がイスラム系ウェブサイトに掲載されたとして、その要旨につき以下のとおり報じています。
(1)我々の国家の民に対し、武器を取り、弾薬を蓄え、イスラム諸国のあらゆる場所において、十字軍(キリスト教徒)とユダヤ人、そして彼らのあらゆる権益に対するジハード(聖戦)を起こすことを勧告する。
(2)我々は、アメリカ帝国の敗北を疑わない。
(3)アル・カーイダとイスラム諸国は、米国、英国及びユダヤ人の3者による世界的な抑圧に対して十分なジハードを行ってきていない。

2.米国の権益等に対するテロ攻撃の危険やウサマ・ビン・ラーディン率いるアル・カーイダ幹部によると見られる声明等については、これまでも度々渡航情報により注意喚起してきていますが(2月21日付広域情報「アル・カーイダ幹部によると見られる声明」、同28日付広域情報「テロの脅威に関する米国政府の警告」等)、テロ攻撃を呼びかけている上記1. の声明に関する報道等にも留意し、テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の関連情報の入手に努めるとともに、テロの標的となる可能性がある施設等危険な場所にはできる限り近づかない、多数の人が集まる場所では周囲の状況に警戒するなど安全確保に十分注意して下さい。
  また、テロ事件や不測の事態が発生した場合の対応策を再点検し、状況に応じて適切な安全対策がとれるよう心掛けて下さい。

(問い合わせ先)
 ○外務省領事移住部邦人特別対策室(テロに関する問い合わせ)
  電話番号:(代)(03)3580-3311(内線)3100
 ○外務省海外安全相談センター(国別安全情報等)
  電話番号:(代)(03)3580-3311(内線) 2902
 ○外務省 海外安全ホームページ:http://www.mofa.go.jp/pubanzen/