平成15年3月31日
在韓日本大使館領事部
1.3月28日付バグダット発外電によれば、イラクにおいて高位のイスラム 導師(イマーム)であるアブドル・ガッファール・アル・カイシ師が金曜日の礼拝の中で、ライフル銃を掲げながら要旨以下のとおり述べて、全てのイスラム教徒に対しジハード(聖戦)を呼びかけたことを伝えています。
(1)全てのイスラム教徒とアラブ人に対し、今日こそは、イスラム教徒にと って義務となったジハードの日であることを呼びかける。
(2)ジハードに参加しないことは、神の命令に背くことになる。
なお、同27日には、シリアのイスラム最高指導者(ムフティ)であるシ ェイク・アハマド・キフタロ師が声明を発表し、イラクに侵攻している米・英軍に対して自爆テロによる攻撃を呼びかけていることが報じられています。
2.イラク情勢をめぐるテロの脅威や米国権益等に対するテロ攻撃の危険につ いては、これまでも随時渡航情報を発出して注意喚起しています(3月20日付広域情報「対イラク軍事行動に伴うテロの脅威」、同日付広域情報「テロ攻撃に関する米国務省の警告・タリバーン指導者によると見られる声明」等)。上記のジハードの呼びかけ等の影響力やテロ攻撃との相関関係が必ずしも明確となっている訳ではありませんが、最新の関連情報の入手に努め、テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう、テロの標的となる可能性のある施設等危険な場所には近付かない、多数の人が集まる場所や周囲の状況に警戒するなど安全確保に十分注意を払って下さい。
また、テロ事件や不測の事態が発生した場合の対応策を再点検し、状況に応じて適切な安全対策が講じられるよう心掛けて下さい。
(問い合せ先)
○外務省領事移住部邦人特別対策室(テロに関する問い合わせ)
電話番号:(代)(03)3580-3311 (内線)3100
○外務省海外安全相談センター(国別安全情報等)
電話番号:(代)(03)3580-3311 (内線) 2902
○外務省 海外安全ホームページ http://www.mofa.go.jp/pubanzen