アル・カーイダ幹部によると見られる声明


平成15年5月26日
在大韓民国日本国大使館領事部

1.5月21日付外電(ドバイ発AFP、カイロ発AP電)は、カタールを本拠とする衛星テレビ「アル・ジャジーラ」が、アル・カーイダの幹部であるアイマン・アル・ザワヒリによるとみられる録音テープを21日(現地時間)に放送したとして、右録音テープの 内容について要旨以下のとおり報じています。

 (1)サウジアラビアは、米軍等の飛行機が飛行場から飛び立つことを認めているほか、クウェートは自国から多数の米軍をイラクに進軍させている。
    カタールでは米軍部隊が駐留しているほか、バーレーンでは米海軍第五艦隊が留まっており、また、米軍の戦艦がエジプトのスエズ運河を航海している。
    イエメンでは、港から十字軍の戦艦に燃料を補給しているほか、ヨルダンでは十字軍が展開し、イスラエルを防御するためのパトリオット・ミサイルが配置されている。
 (2)これらの国々は偽善的に対イラク軍事行動に反対するふりをしていた。
 (3)抗議、デモ、会議は全く意味がなく、唯一意味があるのは、敵である米国人、ユダヤ人に対して武器をとり、攻撃することである。
 (4)イスラム教徒は、決意して、米国、英国、オーストラリア及びノルウェーの大使館、権益、会社及び従業員を攻撃し、これらの犯罪者を自国から追い出すのだ。
 (5)ワシントンやニューヨークで航空機により対米攻撃を行った19人の仲間を模範とせよ。

2.テロ攻撃の危険に対する米国政府の警告やアル・カーイダ関係者がテロを促しているとも考えられるメッセージ等については、これまでも随時、渡航情報により注意喚起してきています(5月18日付広域情報「アル・カーイダ関係者によると見られるテロ 攻撃の声明」、5月22日付広域情報「米国政府によるテロ攻撃の警告レベルの引き上げ」等参照)。上記のアル・カーイダ幹部によると見られるテロ攻撃を呼びかける新たな声 明(注:報道によれば、本メッセージは対イラク軍事行動中に録音されたものとみられています。)にも留意し、テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の関連情報の入手に努めるとともに、テロの標的となる可能性のある施設等の危険な場所にはできる限り近づかない、大勢の人が集まる場所では警戒する、周囲の状況に注意を払うなど安全確保に十分留意して下さい。
  また、テロ事件等が発生した場合の対応策を再点検し、状況に応じて適切な 安全対策がとれるよう心掛けて下さい。

 (問い合わせ先)
 ○外務省領事移住部邦人特別対策室(テロに関する問い合わせ)
  電話番号:(代)(03)3580-3311 (内線)3100
 ○外務省海外安全相談センター(国別安全情報等)
  電話番号:(代)(03)3580-3311 (内線) 2902
 ○外務省 海外安全ホームページ:http://www.mofa.go.jp/pubanzen/