平成15年6月24日
在韓日本大使館領事部
1.6月21日付イスラマバード発AP電は、同通信社が21日、アブ・ハリス・アブドゥル・ハキムと名乗る者(アル・カーイダ及びタリバーンと共に活動しているとするアフガニスタンのヘクマティアル派を代表する人物)が、最近のサウジアラビアとモロッコにおける自爆テロ事件の犯行に言及するとともに、今月中に米国人等に対する新たな攻撃を計画していること等を述べているビデオテープをヘクマティアル派の諜報担当幹部から入手したとして、その内容について要旨以下のとおり報じています。
(1)アル・カーイダは活動しており、6月中に新たな攻撃を行うことを計画している。ウサマ・ビン・ラーディンは生存しており、アフガニスタンにいる。攻撃はアフガニスタンで起きるが、広範囲な活動となる。
(2)最近のリヤドとモロッコでの攻撃は、われわれの殉教作戦の一部として計画されたものである。今後さらに同様の攻撃を見るであろう。
(3)パレスチナ、チェチェン、カシミール、イラクの同胞には、近々良い知らせがあるであろう。米国人に対する自爆攻撃が今月中に起きるであろう。
(4)今後の攻撃は、アフガニスタンのカブール(Kabul)、カンダハール(Kandahar)、スピンボルダック(Spinboldak)の都市で起きた攻撃を模倣するものになるであろう。
(5)我々ムジャヒディーン(イスラム戦士)の同胞は、アフガニスタンのクナール(Kunar)、ホースト(Khost)、ガルデス(Gardes)、ジャララバード(Jalalabad)、カブール(Kabul)、ロガール(Logar)で再結集しており、攻撃の準備を行っている。
(6)アル・カーイダとその同盟は存続しており、作戦を再開した。我々は、米国人とその代理人に対し、非常に近い内に報いをもたらすであろう。
2.アル・カーイダ関係者がテロを促しているとも考えられるメッセージやテロ攻撃の危険に対する米国政府の警告等については、これまでも随時、渡航情報により注意喚起してきています(5月22日付広域情報「アル・カーイダ幹部によると見られる声明」、6月2日付広域情報「テロの脅威に関する警戒」等参照)。上記のアル・カーイダ関係者によると見られるテロ攻撃を警告する新たな声明にも留意し、テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の関連情報の入手に努めるとともに、テロの標的となる可能性のある施設等の危険な場所にはできる限り近づかない、大勢の人が集まる場所では警戒する、周囲の状況に注意を払うなど安全確保に十分留意して下さい。
また、テロ事件等が発生した場合の対応策を再点検し、状況に応じて適切な安全対策がとれるよう心掛けて下さい。
(問い合わせ先)
○外務省領事移住部邦人特別対策室(テロに関する問い合わせ)
電話番号:(代)(03)3580-3311 (内線)3399
○外務省海外安全相談センター(国別安全情報等)
電話番号:(代)(03)3580-3311 (内線) 2902
○外務省 海外安全ホームページ http://www.mofa.go.jp/pubanzen/