アル・カーイダとの関連を名乗る組織による
               欧米の航空機等に対する攻撃声明

平成16年6月9日
在韓日本大使館領事部

今般、外務省より渡航情報(広域情報)が発出されましたのでお知らせします。

1.6月7日付けのドバイ発AFP電他は、「アラビア半島のアル・カーイダ」の署名のある声明がイスラム系のウェブサイトに掲載され、この声明の中で、欧米の航空機等が次回の標的となると警告されている旨報じています。上記報道による声明の概要は以下のとおりです。

(1)コンパウンド(集合住宅地区)、基地及び交通機関、特に欧米の航空機が次の作戦の標的となることを十字軍及びその同調者に警告する。

(2)全てのイスラム教徒に対し、アラビア半島において米国、欧州の十字軍及び不信心者と関わりを持たないように警告する。

(3)我々は、十字軍のコンパウンドや米軍基地の治安要員や警備員として働く者、及び米国及びその同盟者の側に立った全ての者に対して、不信心者から離れて正しい道に戻り、彼らの敵となり、金銭、言葉及び武器により彼らと聖戦を行うよう求める。これらの敵とは戦わなければならない。これらの敵と戦い、殲滅する以外に道はない。

2.アル・カーイダ関係者がテロを促しているとも考えられるメッセージ等については、これまでも随時渡航情報を発出して注意喚起しています(5月7日付け広域情報「外国人殺害を促すウサマ・ビン・ラーディンによると見られる声明」、4月16日付け広域情報「ウサマ・ビン・ラーディンによると見られるテロ攻撃の声明」、3月18日付け広域情報「アル・カーイダ関係組織を名乗る者によるテロ攻撃の声明」等)。

  上記1.のアル・カーイダ関連組織によるものと見られるテロ攻撃の声明については、その信憑性は明らかになっていませんが、このような声明が各地のテロ組織に影響を及ぼす可能性も排除されないことに留意し、テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の関連情報の入手に努め、テロの標的となる可能性がある施設等の危険な場所にはできる限り近づかない、大勢の人が集まる場所では警戒する、周囲の状況に注意を払うなど安全確保に十分注意を払って下さい。
  また、テロ事件が発生した場合の対応策を再点検し、状況に応じて適切な安全対策が講じられるよう心掛けて下さい。

(問い合わせ先)
 ○外務省領事移住部邦人特別対策室(テロに関する問い合わせ)
  電話番号:(代)(03)3580-3311(内線)3678
 ○外務省海外安全相談センター(国別安全情報等)
  電話番号:(代)(03)3580-3311(内線) 2902
 ○外務省 海外安全ホームページ http://www.mofa.go.jp/anzen